yum updateしたときに、Clean upでずっと止まっているようにみえたから、Ctrl+Cで抜けたときのお話。
何が起こったかというと、OSが起動してこなくなった。コンソール画面をみると、たしかこんなメッセージで、rootファイルシステムをマウントできないから、bootシーケンスのしょっぱなからこけていた。
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VFS:Cannot open root device XXX or unknown-block(0,0) Please append a correct "root=" boot option; here are the available partitions: Kernel panic - not syncing:VFS:Unable to mount root fs on unknown-block(0,0) |
で、bootしないから、レスキューモードor前バージョンのカーネルで起動していろいろ見ていくと、gurub.confに書いてあるカーネルイメージ「/boot/initramfs-3.10.0-693.21.1.el7.x86_64.img」がなかったんだよね。
yum clean allしてから、再度yum updateしてもインストール成功している扱いになってたから、以下コマンドで入れ直した。
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# yum remove kernel-3.10.0-693.21.1.el7 # yum update kernel-3.10.0-693.21.1.el7 |
だから、yumでインストールされるパッケージ内のファイル配置がすべて完了していなくても、トランザクション的にはインストール成功になってしまうことがあるのかな。
今回はカーネルを含むupdateだったから気づけたけれど、あんま知らないパッケージのファイル配置が中途半端だったらわかんなかったかも。というお話。