株式会社ヴァンデミックシステム

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構成

大まかな手順

  1. パブリックサブネットにNATサーバを立てる(OUT→IN)
  2. FTPサーバに新たにネットワークインターフェースをアタッチして、2NICの構成にする
  3. vsftpdを2つ起動し、それぞれのネットワークインターフェースでListenできるようにする

環境

  • プライベートサブネットにあるFTPサーバに対して、内部からの経路と外部インターネットからの経路両方でアクセスできるようにする
  • 内部からは、LANあるいはVPCピアリング先のネットワークからのアクセス
  • 外部からは、インターネットを経由して、パブリックサブネットに配置するIPマスカレードサーバを通して、FTPサーバまでたどり着く
  • FTPサーバはパッシブモードで動作させる
  • FTPサーバは内部からFTP要求を受け付けるIPが172.16.0.1、外部からは172.16.0.2のてい
  • パッシブモードはクライアントからの要求のみで通信が確率するが、アクティブモード(古い)は、クライアントからの要求のあとにサーバからクライアントへの要求があるため、クライアント側にもポート開放したりする必要がある

まず、パブリックサブネットのIPマスカレードサーバを作る。
これは、Firewalldの機能を利用する。iptablesでもたぶんOK。使い慣れているほうで。

FTPサーバにネットワークインターフェースをアタッチする。
この際に、プライベートIPアドレスは固定化しておく。

FTPサーバにて、FTPプロセスを2つ動作させるようにする。
vsftpd.confをglobal.vsftpd.confなどでコピーして、それぞれ次のように設定する。

それぞれ次のように設定する。
vsftpd.conf(内部から)

global.vsftpd.conf(外部から)

 

confファイルのセットが完了したら、systemdユニットファイルを作る。

このような感じで、読み込むファイルを変更する。

systemdユニットファイルが完成したら、enableにして自動的に起動するようにする。

最後は、プロセスが2つ起動していて、外部内部それぞれからアクセスできればOK。

 

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