株式会社ヴァンデミックシステム

Blog

<スポンサーリンク>

今日はActiveDirectoryのお勉強をする。

「test.local」というActiveDirectoryのドメインを例に考えてみる。
「test」と「test.local」は異なるもの。「test」は、NetBIOSドメイン名で、「test.local」はDNSドメイン名にあたるよ

ドメイン参加させるときに、「test」でも「test.local」でも、どちらでもドメイン参加できることがほとんどだと思う。
なぜなら、「test」はブロードキャストでの名前解決になるため、同一セグメントにADサーバがあれば、成功する。
一方で、「test.local」は、DNSサーバをADサーバに指定していれば、ADサーバ自身が名前解決をして、成功する。

ドメインの種類 名前解決の方法
test NetBIOSドメイン名 ブロードキャスト、Imhosts、WINS
test.local DNSドメイン名 DNS、hosts

結果、どっちでもいいんじゃね。と思われがちだけど、そうでもない。

「test.local」を入力して、ドメイン参加すべきなんだね。
なぜならば、ActiveDirectoryでは、すべてのコンピュータがDNSを利用して名前解決をして、ドメインを探すことができることが前提としているから。「test.local」でドメイン参加できるということは、つまりDNSによる名前解決のテストにもなっているんだね。

「「test.local」を入れて失敗した。「test」を入れたら成功した。」というパターンがあったとする。
これはとてもまずいことなんだね。DNSでの名前解決ができないと、Kerberos認証を使うことができないため、後々様々なトラブルを引き起こしてしまう可能性があるんだね。

逆パターンはOK。DNSでの名前解決成功という前提条件をクリアしているからだね。

<スポンサーリンク>

コメントを残す

Allowed tags:  you may use these HTML tags and attributes: <a href="">, <strong>, <em>, <h1>, <h2>, <h3>
Please note:  all comments go through moderation.

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)